毎朝の朝食は朝の散歩の途中で立ち寄る、ゆで太郎の「もり」である。
散歩に行けない雨/雪の日は、いつもは冷凍野菜とシャウエッセンで野菜スープである。アドホックに発生する雨による散歩の中止に対し、長期ストックできる材料ですぐに作れる野菜スープはとても便利。天気予報も外れるときは外れるしね。
キューブのコンソメを規定の倍量の水でスープにし、冷凍野菜とシャウエッセン、ニンニクチップや輪切り唐辛子、胡椒にマジックソルト少々で完成。
昨日は台風による強雨のため散歩に行けなかった。いつも通り野菜スープでもよかったのだが、雨の日でも蕎麦を食べたいと思い、緑のたぬきにした。
熱湯3分である。野菜スープもそれくらいでできるので、手間は大差ない。
ふたを開けてみると、かき揚げとスープの袋、乾燥めんである。天かすあるいは揚げ玉ではない。これではたぬきそばにならないではないか。
なお、オレは天かすのほうが好きである。
どこかのタイミングで、かき揚げが天かすあるいは揚げ玉に変化するはず。スープに秘密があるのかと思ったが、そうではないようだ。
たぬきそば・たぬきうどんは、天かす(揚げ玉)を入れた蕎麦やうどん料理であるが、
粉末スープを入れ、熱湯を注ぐ準備ができた。熱湯を注ぐと、かき揚げが天かすあるいは揚げ玉になるに違いない。
この写真を撮るのは難しかった。左手にデロンギの電気ケトル、右手にiPhone 6sである。
熱湯を注いだら3分待つ。待っている間にいらすとやさんでたぬきそばのイラストを探した。無い。たぬきうどんはあるのだが、たぬきそばは無い。そんな……。
たぬきの着ぐるみの女の子のイラストはあるのに、たぬきそばが無いなんて……。ショックである。
3分経った。たぬきそばになっているに違いない。
なってない。
かき揚げそばのままである。緑のたぬきには、熱湯でかき揚げが天かすや揚げ玉に変化するような機構は組み込まれていなかった。たぬきそばを食べたかったのに。仕方ないので、緑のたぬきはスタッフが美味しく頂きました。
パッケージのラベルの全容を見てみると、「天そば」と書かれていた。緑のたぬきという商品名ではあるが、天そばだった。ラベルに掲載されている写真も、かき揚げだった。たぬきそばと過誤させるものではなく、天そば(かき揚げそば)に対し、一つグレードが下がる「たぬき」という命名をしただけだった。
赤いきつねはきつねうどんなのに、なぜ緑のたぬきはたぬきそばじゃなく天そばなのか問題。
ちなみにこの緑のたぬきは、生姜焼きについて書いたときに、緑のたぬきがたぬきそばじゃないのではないか疑惑を持ち、数日後スーパーの安売りで見かけたので1個買っておいたものである。すみません。たぬきそばじゃないことは知ってました。疑惑じゃなく確証持ってましたw
確証は面白いですよ。
いやそんなことより、Amazonで調べてみると、緑のたぬきには(東)(西)だけではなく(北海道)がある。カップ麺は関東以東、関西以西でスープが異なる商品があることは有名な話だが、(北海道)はどういう味付けなのだろう。重さは関東、北海道が101g、関西は96gである。
なお、ライバル?のどん兵衛には(北海道)は無い。どん兵衛は天ぷらそばという商品名なので、たぬきそばに間違うことはない。
パッケージの色、日清と東洋水産で逆なんだな。どん兵衛はきつねうどんが緑である。