ThinkPad W530では、ここしばらくChromeの調子が悪い。
ハナさんのところも調子悪いようだ。
ウチでやったことを列挙してみると、下記の通り。
- 履歴を消す
- 重そうな拡張機能を止める
- アンインストール→インストール
- バックグラウンド更新を止める
- プリフェッチを止める
- DNSをGoogleの8.8.8.8や8.8.4.4に変えた
- Windowsのページングファイルサイズを「システム管理サイズ」に
で、このようなツイートをしたら、
EdgeはEdgeで挙動が気に入らないし、たまにコケるし。IEは遅すぎて論外。firefoxはいろいろ設定入れているので用途限っているし。お、Operaの時代か?
— shigeo_t (@shigeo_t) 2016年4月27日
こんなリプライをもらった。
@shigeo_t び…びばるでぃ…
— みそじ (@point2000) 2016年4月27日
そういやVivaldiのニュース数日前に見たなと思い出した。
「Vivaldi」は、Opera Softwareの元CEOであるJon S. von Tetzchner氏らによって開発されている「Chromium」ベースのWebブラウザー。まだ“Presto”エンジンを搭載していた頃の「Opera 12」の理想を受け継ぎ、高速かつ多機能で柔軟性が高く、そしてユーザー第一であることを目標に開発されているという。
そんなわけで使ってみることにした。
インストール
インストールはexeをダウンロードしてちょいちょいで終わり。Vivaldiのトップページはこれ。
このままだと32bit版がダウンロードされてしまう。OSごとのダウンロードページはこちら。
ダウンロードVivaldi 1.1 64bitクリックするとダウンロードが始まる。今回のVivaldi.1.1.453.47.x64.exeは42,699KBだった。ちなみに32bit版のVivaldi.1.1.453.47.exeは37,241KBだった。起動すると下記ウィザードが起動される。[Accept and Install]をクリックする。
ちょっとインジケーターに切り替わり、
あっさりVivaldiが起動される。最初は設定ウィザード。デザインは一番左のやつにした。
タブバーは一番上にしておく。
背景は山にした。
これでもう使える。
表示速い
ちょっと今朝いっぱい写真を貼って、遅くなっている当ブログを開いてみる。残りアクセス容量がアドレスバーに表示され、
みるみる減っていく。
Chrome拡張を使ってみる
しばらく上記の状態で使っていたのだが、早いのはいいけどChrome拡張を使っている部分がとても不便。記事ではChrome拡張を使えるって読んだ気がしたので、先に設定画面を見たのだが、設定画面のほうには拡張の設定は無い。どうやって設定するのか分からなかった。
で、特によく使っているはてなブックマークは、Webサイトから追加するしかないかと思って、上の「追加・アプリ」をクリックしてみた。
ブラウザ拡張のアイコンが並んでいるので、何気なくChromeのアイコンをたたいてみた。
右上に[ + CHROME に追加 ]がある。これも何気なくクリックしてみた。
インストールが動いているっぽい。[ 拡張機能を追加 ]をクリック。
追加できちゃった。Chrome拡張の消し方はわかんないけど、ひとまず追加はできる。右上に赤枠で囲んだところに[ B! ]ボタンが追加されている。
[同意する]をクリックするとはてなブックマーク設定に進む。
Chrome ウェブストアで拡張機能を探し、インストールすることにした。
主だったところを入れた。どんどんボタンが増える。
もちろん、いずれも使える。
動作を比べてみる
調子の悪いChromeとVivaldiを比較してみる。先にChromeでこのブログを開き、そのままVivaldiのほうでもこのブログを開く。アドレスはいずれもアドレスバーに入力済み。クリックすれば開くようにしておいた。開き終わらないので、1分48秒であきらめた。VivaldiのほうはChromeをクリックしてから9秒、Vivaldiをクリックしてから8秒で開き終わった。写真やスクリーンショット、Youtubeなど沢山貼ってある5日分の表示である。
Chromeのほうは結果として「ページが応答しません」に。
体感で言えば、調子のいいChromeと比べて大差ない感じ。残量表示の方法のおかげで、Vivaldiのほうが速く思える。
firefoxやEdgeとくらべても速いと思う。
ちょっと不便なところも
Chromeやfirefoxでよくやる操作に、タブを独立したウィンドウに引き出したり、ウィンドウ間でタブを動かしたり。最大3モニタなので、整理のためによくそういうことをする。
ウィンドウ内でタブの表示位置の変更は可能。
タブを右クリックし、メニュー内の「移動 ▶」を選ぶとウィンドウの選択ができる。
これで飛ばしたいウィンドウを選択すると、タブが移動する。
あと、ChromeだとGoogleアカウントで設定情報を引き継ぎできるし、firefoxも同様にアカウントログインして使用すると環境の引継ぎが行われる。しかし、Vivaldiにはそのような機能はまだ未搭載のようで、マシンごとに設定しなければならない。少し不便である。
お勧めである
挙動で怪しいところはあまりない。とにかく速いのでお勧めである。数分使ってお勧めしているわけではない。数日比較した結果である。
設定についてはスクリーンショットはキープしてあるが、長くなったので別エントリとする。