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てきとーに生きている奴の日記

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石炭ストーブに大きなやかん

今週のお題「給食」

 

記憶によると小学校の5年生まで、中学校の2年生まで教室の暖房器具は石炭ストーブだった。いずれも在学中に新校舎建設が行われ、ちょっとだけ新校舎に入った。新校舎はセントラルヒーティングだったので、石炭ストーブでは無かった。

http://www.flickr.com/photos/76127824@N03/9936952563

photo by mtphelm

 

これが給食にどんな関係があるのか、教室に石炭ストーブが無かった方々には分からないだろう。

 

冬場になって石炭ストーブで暖をとるようになると、給食の牛乳を早めに教室に運び入れ、石炭ストーブで温める。牛乳瓶だったので温めるのは難しくないが、直に石炭ストーブの近くに置いたのでは割れる可能性がある。一人一本なので下の写真だと小さい方のタイプである。このタイプの瓶は今でも銭湯などでは残っているかも。

http://www.flickr.com/photos/7272154@N05/6938240073

photo by mbgrigby

 

牛乳瓶温めに活躍するのは大きなやかんである。あと、掃除に使っていないブリキのバケツなども使われたが、いずれも湯煎で牛乳瓶を温める。

http://www.flickr.com/photos/41076713@N02/7477990834

photo by mallala museum

 

全員分を均等に温めるキャパシティが無いので、少しずつ入れ替えながら給食時間に間に合うように温めていく。とはいえ、児童・生徒は授業中に牛乳瓶をいじっている時間が無いので、短い休み時間の間にローテーションを行う。授業中に先生がローテーションしてたこともあったな。ちなみに温かい牛乳がイヤなら温めローテーションから除けておけばいいので、冷たい牛乳を飲んでいる奴もいた。

 

こうやって牛乳瓶を温めたので、冬場の給食の時間には温かい牛乳を飲むことができた。そしてみんな大好きミルメークなどがよく溶ける。

 

牛乳瓶だったことのデメリットは重い・割れるというものだったが、このように温めができるというメリットもあった。

小さい紙パックの牛乳って、ストローで牛乳を吸わなきゃいけないし、紙臭くて好きじゃない。紙パックは瓶よりも可搬性は高いけど、中の空気が膨張して紙パックが破裂する可能性があるので温めには適さない。牛乳瓶だと、栓が少し浮いて空気が抜けるからか、温めることができる。そういえば、昔は一人分の牛乳の紙パックはテトラパック(三角錐パック)だったけど、テトラパックって見なくなったな。ブリックパック(レンガ型)しか見かけなくなった。

 

給食ではパンはパサパサでおいしくなかったし、時にとてつもなく不味い料理が出てきて閉口した。ビーフシチューって普通漏れなくおいしいじゃないですか。どんなレシピだとあんなに不味くなるんだろう。でも、牛乳は裏切らなかった。

ミルメーク いちご 5g×20袋

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