UNIX/Linux系OSやOS Xにはほぼ入っているcURL。cURLはURLを使ったデータ送受信コマンドである。WindowsでもUNIX/Linuxと同じようにcURLを使いたい場合がある。そこでインストールして動作確認してみる。
ダウンロード
cURLは下記で配布されている。
ダウンロードページは下記。
AIX用から始まって様々なOSのバイナリが用意されている。Windows用はかなり下の方。スクロールする。
今回はWindows 10なので、Win64 ia64 CAB の
http://home.arcor.de/skanthak/download/curl-7.47.1.cab
を選んでみた。それほど大きくないのでダウンロードはすぐに終わる。
解凍するとこのような感じ。使うのはI386なのでフォルダを開く。
コマンドがある。
動作確認
コマンドプロンプトで使用するためには、PATHが設定されている場所に上記4ファイルを移すか、PATHを設定するかいずれかが必要だが、今回はその手順は割愛。PATHを設定する方法は下記などを参考にしていただきたい。
今回はひとまず動作確認するので、ダウンロードして解凍したフォルダに移る。
cURLの場合、UTF-8などを返してくる場合が多いのでコマンドプロンプトの文字コードを変更しておく。通常Shift_JISになっていて932である。
今回は
chcp 65001
とする。戻す時は、
chcp 932
である。
今回は動作確認に天気予報を表示してみる。
curl wttr.in/都市名
を使う。なおこの問い合わせ結果は横に広いので、コマンドプロンプトのウィンドウをあらかじめ大きくしておくほうがいい。最大化でも構わない。
ちなみに下はOS Xで実行した結果。OS XのTermでは色が変わっている文字があるが、Windowsのコマンドプロンプトの仕様上色は変わらないようだが、きちんと表示できることは確認できた。
文字コードをShift_JISに戻して同じ天気予報を見てみる。
罫線部分が文字化けである。「笏」の字が並んでいる。支笏湖に行きたくなった。こんな感じで文字コードは適宜適切なものを使えばよい。
それにつけても♪おやつは