この時期、よく見掛ける。「お、天気いいぞ。洗車しなきゃ。」なんだろうか。乗って出かければいいのに。
まず炎天下のワックスがけ、自動車メーカーが推奨していない。なぜか重要なことを書いている囲みが画像である。
「直射日光を避けましょう」である。炎天下は直射日光どころじゃない。「晴天だとボンネットが熱くなりワックスがすぐに乾いてしまうため」というように、理由も書いてある。
自分で洗車するより、きちんとした洗車機にぶち込んだほうがよいと気付いてから約20年、当然手元にワックスが無いので、ワックスの注意書き・取扱説明書なども手元に無いのだが、画像で見つけた。
やっぱり炎天下は避けろって書いてあるよね。
Amazonベーシック マイクロファイバー クリーニングクロス 24枚入
- 出版社/メーカー: AmazonBasics
- 発売日: 2013/09/11
- メディア: Automotive
- この商品を含むブログを見る
あと、ちょっと古いけど国民生活センターのカーワックスのテスト結果を見つけた。
カーワックスの比較テスト結果(商品テスト結果)_国民生活センター
(本文はPDF)http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-19990507_1.pdf
やはり本文内にも書いてある。
(2) 使用するにあたって
① ワックスがけは直射日光をさけ、塗装面の温度が低い状態で行う塗装面の表面の温度が高いと、シミや色むらが発生してしまうことがある。必ず、塗装面の温度が低い状態で行う。
塗装面の温度は何度までかを書いていないが、炎天下の洗車/ワックスがけは確実に塗装面にダメージを与える。夏場、晴天時に車を洗いたいなら屋根付きで作業できる広さのある(他の車に水などが掛からない)車庫は必須。
ケルヒャー 高圧洗浄機 K2.400 ハイパワー コンパクト
- 出版社/メーカー: ケルヒャー(KARCHER)
- 発売日: 2013/07/01
- メディア: Tools & Hardware
- この商品を含むブログを見る
しかしまあ、炎天下に丁寧にワックスがけしている人たち、ワックスの注意書きを読まないんだろうか。「車を大事にしているオレ」に酔っているんだろうけど、車の塗装面は大ダメージですわ。