Windows 10はWindows 7、8、8.1からの無償アップデートが保証されるという話になっている。手元にはOffice 2013 Professionalが1ライセンス分未使用で残っている。
というわけで、Windows 10 Technical Previewにした環境は温存したまま、Windows 8.1 Updateの環境を組むことにした。
買ったもの
今回はIntel以外のSSDにチャレンジしてみることに。最初はトランセンドにしようかと思ったのだが、Crucial(クルーシャル)がさらにコストパフォーマンス良さそうだったのでCrucialにチャレンジ。今回はBX100の500GB。CrucialはMicronのコンシューマ向けSSDブランドである。
よい比較記事があったので貼っておく。
ちょっと引用する。
- MX100シリーズはコストパフォーマンス、価格重視モデル。前モデルにあたるシリーズはありません
- BX100シリーズはMX100シリーズの後継でコストパフォーマンス、価格重視モデル
- MX200シリーズはM550シリーズの後継でパフォーマンス、性能重視モデル。MX100シリーズの後継ではありません
- 性能はMX200シリーズ>MX100シリーズ>BX100シリーズの順にいいです
- コントローラの信頼性はMarvell 88SS9189>Silicon Motion SM2246ENとなります
- Silicon Motion製コントローラはBX100シリーズにて初めて搭載されたため性能にどう影響するか不明
今回購入のBX100はあまり速くないモデルであるが、その代りお安い。お安いので500GBモデルを選択できる。買った時点の価格は24,741円也。
一方、ThinkPad X220でWindows 10になっているIntel 530 Series。同等程度の容量を持つ480GBを選ぶと2015年2月18日時点の価格はAmazon最安で32,830円。ちょっと可愛くない価格である。
あと、Windows 8.1 Pro 64bitも購入。Amazonで見るとDSP版(上のほう)が最安13,655円、DSPと表記されていないパッケージが21,341円。迷わずDSP版を選択。
Microsoft Windows 8.1 Pro (DSP版) 64bit 日本語 Windows8.1アップデート適用済み
- 出版社/メーカー: マイクロソフト(DSP)
- 発売日: 2013/10/18
- メディア: DVD-ROM
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Microsoft Windows 8.1 Pro 最新版 [Windows 8.1 Update 適用済みパッケージ]
- 出版社/メーカー: マイクロソフト
- 発売日: 2014/05/16
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なんと一般郵便扱いで届いた。
Crucial SSD BX100 500GB
早速開梱なのだが箱小さい。
入っているのは本体プラス7mm→9.5mmアダプタのみ。X220は7mm厚なのでアダプタは箱に戻す。
持ってみた感じ軽さを感じたので計測。比較対象は机上に剥き出して置いているeSATA接続のIntel 330Series 240GB、X220から抜いたIntel 530Series 240GB。
330Seriesが81g、530Seriesが67gであるのに対し、Crucial SSD BX100は55g。これなら持ってみた感じで軽く感じるのも当然である。中身入っていない疑惑wを持ちつつThinkPad X220に収める。ディスクマウンターに4本ビス止めする際、最後の1本がきちんと嵌ってくれないので、全部外して逆順でやってみると、やはり最後の嵌りが悪い。まあギリ許容範囲かな。予備のマウンターまた買い忘れた。
Lenovo Thinkpad 純正品 X220 X220i T420s T430 X230 など 用 HDDマウンター 7mm
- 出版社/メーカー: Lenovo
- メディア: エレクトロニクス
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Windows 8.1のインストール~Windows Update
こんなパッケージである。
早速インストールしてWindows Update三昧。55個、1個、4個、71個の合計131個のアップデートであった。
謎の表示もあった。「2個のうち25個目の更新プログラムをインストールしています」だそうです。
なんとかWindows 8.1 Updateの状態まで進めた。ここまで2時間くらい。
さあ測ってみよう
性能が異なるSSDを入れたので、当然計測である。以前の計測は下記エントリである。
以前のエントリではWindows 8.1とWindows 10 Technical Previewで比較しているが、今回はWindows 8.1同士Intel 530SeriesとCrucial SSD BX100の比較である。それぞれ一回しか計測していないので、そういう数値ということでお考え頂きたい。
[前回計測 Intel 530Series CrystalMark]
[今回計測Crucial SSD BX100 CrystalMark]
やはりHDDのスコアが低く全体のスコアでも負けている。しかし98.5%程度の性能が出ており、1.5%差でこの価格差ならまずまずであろう。容量増えたし。
[前回計測 Intel 530Series CrystalDiskMark]
[今回計測Crucial SSD BX100 CrystalDiskMark]
高い項目低い項目まちまちである。Seq Read,WriteはCrucialのほうが高い。512KではReadは530Series、WriteはCrucialが高い。4Kでも同じ。4K QD32では逆にReadはCrucial、WriteはIntel530Seriesが高い。この数字だけ見るとなんとも言えない。なんとも言えない程度の性能差ということで(耐久性を考慮しなければ)、お安く買えるCrucial SSD BX100は悪くない選択肢だろう。
[前回計測 Intel530Series WIN SCORE SHARE]
[今回計測Crucial SSD BX100 WIN SCORE SHARE]
なんかプライマリディスクのスコア、Crucialの方が高いんですけどw。
[まとめ]
いずれのSSDも壊れるまで使っていないし、使用シーンが異なるので負荷も異なり比較はできない。ただ、インストールした直後の計測では大差ないスコアで体感できるほどの性能差は無い。ということでCrucialでもいけそう。あと軽いし。