あなたのまわりにもいませんか?自分が推すものの説明をする時、その利点などをきちんと説明できず、比較対象を貶すことでしか表現できない人。それって、表現手段として稚拙だと思うんですよ。必ず悪口をいうことになって、品が無いし。
この「何かを褒(ほ)めるために何かを貶め(おとしめ)る」メソッド、まず子供相手に使ってはいけません。
親『同じクラスのXちゃんは算数50~60点なんですってよ。
あなたは100点取って偉いわね。』
子『……(自分の100点にXちゃんは関係ないじゃん)』
この例では子供側がまともだからまだいいんですけど、こんな「何かを褒めるために何かを貶める」メソッドでしか褒めてもらえないと、変な選民思想を持つ人間を作りかねません。この例ですと子供が「100点取る自分は50~60点の奴らよりも上の人間だ」みたいに上下関係で見てしまったら、「だからいじめてもいいんだ」とイジメにもつながりかねませんし、逆の立場になった時に卑屈な人間になるかもしれません。
このメソッドを見い出してネタとして書いた、【習作】まだウィンドウズPC 使ってるの?「Mac」の方が全然便利ですよ - この世の果てブログを見ていて吹いたのは、このメソッドの元が
だったこと。タイトル見た時はまたいつものMac選民思想かよって思ったんですが。
2015/01/08 4:00現在、元ネタよりも【習作】まだウィンドウズPC 使ってるの?「Mac」の方が全然便利ですよ - この世の果てブログのほうがブックマーク数を集めていて素晴らしいですね。ネタ扱いですけど、紹介してもらってようやくこのブックマーク数ですか。オレが最初見た時、3ブクマだったもん。イケハヤ師の職業ってなんでしたっけ?まだクリエイターとか名乗ってるの?このエントリはクリエイティビティに欠けるけど。「何かを褒めるために何かを貶める」メソッド使わないと土鍋を褒められないの?一方、「何かを褒めるために何かを貶める」をメソッド化したこの世の果てブログは素晴らしいですね。2014年11月に開始したばかりのブログなのに、ブックマーク数も多いし。
ね、いやぁあな感じでしょ。あえてネタとして「何かを褒めるために何かを貶める」メソッド使ってみました。ブックマーク数もネタです。オレは何日か前に書いた通り、はてなブックマークのブックマーク数の多寡はオレには関係ない派ですし。
まあ、このメソッド使えばいくらでも書けますよ。品が無いけど。
そういや、蓋がどの程度の割れ方なのかわかんないけど、蓋無し土鍋じゃご飯炊けないんじゃないの?安いこともメリットなんでしょ。買い換えればいいのに。
これ、蓋割れないよ。炊飯のほうも10数分で、30分も掛からないし。
ここからは身も蓋も無い蛇足。
営業トークとして考えると、「何かを褒めるために何かを貶める」メソッドは使えないシチュエーションがほとんどです。自社の物を売り込むために初っ端から現在顧客が使っている物を否定する、これって崇拝に近い形で話を聞いてもらっているシチュエーションか、話を聞いている顧客が「決めたの自分じゃないから変えたい」というシチュエーションぐらいにしか使えません。現在顧客が使っている物を決めた本人が話を聞いている時に、初っ端から「何かを褒めるために何かを貶める」メソッドできたら『帰れ!』でしょうね。顧客本人が否定されていると感じる人も多いでしょうし。
自社の物に変えてもらうためには、どこかのタイミングでは比較が必要ですが、タイミングと貶し過ぎないということはとても重要です。
これを不特定多数が見るブログでマジで書いているとすると、ちょっとコミュニケーション能力に問題があるかもしれません。