ある数字の変動についてメモを取ってExcelに入力してみた。なんの数字かは書かないが見る人が見れば「ああ、あれか」と分かるもの。
基準の値(X軸)に対して連動して動いているっぽい値A、値B(Y軸にプロット)。連動して動いているっぽいのでまずはExcelに散布図を描かせて目視確認してみることにした。
この見た目なら分散や偏差などをきちんと計算してみるまでもなく、これは値Aは正の相関、値Bは負の相関と言えるだろう。棄却域の検定も必要無さそう。本来はやるべきなんだろうが。
そこで予測値を知りたいと思って調べてみると、Excelにはforecast関数があった。過去に取得できている値なら計算しなくても上のグラフから予測できるのだが、グラフの範囲外では予測できない。そこで使えるのがforecast関数。
表も少し残してスクリーンショットを撮ったが、倍率は一定では無く基準値・値Aが増えると倍率は減少していく。単純に(値A)×(固定倍率)=(基準値)なら予測も簡単なのだが、倍率が変動(徐々に減少)するので、計算式は単純ではない。
しかし、回帰直線であることはグラフ(分散図)から分かるのでなんとか計算したいわけだが、そこで使えるのがこのforecast関数。回帰線上から予測してくれる。なお、このExcelでは小数点以下を表示していない。
サンプルとして、上で実際にスクリーンショットを撮ったExcelを共有しておいた。基準値想定の数字を変えると予測値が自動で計算されるようになっている。書式は下記の通り。引用しておく。
書式
FORECAST(x,既知の y,既知の x)
x 予測する従属変数の値に対する独立変数の値を、数値で示します。
既知の y 既知の従属変数の値が入力されているセル範囲または配列を指定します。
既知の x 既知の独立変数の値が入力されているセル範囲または配列を指定します。
いやあ、今まで20年くらいExcel使ってきたのにforecast関数使ってなかった。今回は検索文字列「Excel 回帰直線 予測」でヒット。なんかこういう関数無いかなで探したら、大体なんでも揃ってる。Excelすげえ。
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