雨の七夕(挨拶)。
小ネタ。ネタ元は失念したけどブログかツイートか何かで昔見た話。
美容院の名前にはアームス、アームズ、arms、Arms、ARMSなどが多い。実際にぐぐってみても、非常に多くヒットする。
美容院 "アームス" - Google 検索 約 39,400 件 (0.29 秒)
美容院 "アームズ" - Google 検索 約 141,000 件 (0.24 秒)
美容院 "Arms" - Google 検索 約 196,000 件 (0.17 秒)
armsという単語の通り「腕」を意味する。女性客がメインの美容院としては非常に不釣合いな名前である。なんで美容院に「腕」なんてゴツい名前を付けるんだろうか?
ネタ元の見解は、『技量があることを日本語で「腕がある」という。だから直訳したのではないか』というもの。確かにそうでなければ、こんなに多くの店が「腕」などという美容院に合わないゴツい名前を付ける理由が無い。
左アッパーを繰り出すねこ 当然「腕がある」
もちろん「腕がある」をきちんと「技量がある」で翻訳すればarmsなどという単語は出てこず、skill(スキル)になる。語感からすると、「美容院スキル」「スキル美容院」じゃあんまりいい感じじゃないけど。
ここで教訓などを引っ張り出すのはおっさんくさいので、オレの好きな無理矢理直訳を書いて終わりにする。八王子はエイトプリンス。赤羽はレッドウイング。
「エコノミック・アニマル」は褒め言葉だった―誤解と誤訳の近現代史―(新潮新書)
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