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なんとか自分の会社を立ち上げるところまで漕ぎ着けた、てきとーに生きている奴の日記

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「飲み放題」ってそんなにお得じゃないよね。

今日も雨(挨拶)。

 

安飲みの話~安飲みを覚えてしまうと居酒屋なんぞ行きたくなくなるわ!~ - とある青二才の斜方前進に大いに同意。

  • 本当はほろ酔いしたいだけ

いやほんとに。外で飲むときに正体無くなるまで飲みたい人間は異常だし、泥酔するのはセキュリティ上も問題ある。小隊が無くなるまで飲む下士官というのも頭に浮かんだが、面白い展開は考え付かないのでやめておく。

 

ということでインスパイアされたんだけど、同じ系統のネタを書いても仕方ないので、タイトルの「飲み放題」について。

 

まず原価厨・コスパ厨除けに「原価厨の発言が鼻で笑われる理由を図解する」を貼っておく。当然の話だが店側が「飲み放題」を設定している以上、一定以上の高確率できちんと利益が出るように設定されているはずで、その利益の出し方は店の考え方もある(飲料は赤字でもよくて他のメニューで利益、飲料できっちり黒字、など)だろうし、そこを突き詰めても飲食店経営を考えない人間としてはわりとどうでもいい。

「飲み放題」を選択しなくっても、個別の飲料メニューだって基本的には個々に利益が出る設定にしているわけで、「飲み放題」だと店側にギャンブル的要素(消費量が少ないと大きく儲かる)が追加されるというだけの話。ということで、あくまで利用者側の視点で進める。と言ってもずーっとビールだと単価が高いからお得っていう話ではない。

 

じゃあ何の話かというと、以下の2つ。

  1. 飲み会幹事が「飲み放題」を選択するのは勉強にならない
  2. 飲みたい物を飲みたい

ここで言う「飲み放題」はアルコールを含む飲食におけるものに限定しておく。食べ放題やビュッフェスタイルに付随する飲み放題・ドリンクバーは基本的にアルコールはあまり無くて酔えないし、アルコール飲料を出すと未成年除けをする仕組みが必要なのでドリンクバー形式にそぐわない。

 

まず『飲み会幹事が「飲み放題」を選択するのは勉強にならない』について。一応おっさんなので昔を思い出してみると、昔は今ほど飲食店側がシステムとして「飲み放題」を設定していなかったように思う。

多分、居酒屋チェーンがどんどん進化していく中で、実は「飲み放題」は店側のメリットが大きいということで広まったのではないだろうか。ぐぐってすぐに出る資料が無いので想像だが。店側のメリットは、飲み放題メニューだと出す飲料を限定したり、焼酎などはボトル単位、ビールはピッチャー単位というように店員が動く回数を削減したりと、オペレーションコストを下げられること。オーダーミスもそれほど追求されないしね。

 

職場などで飲み会を開催するとき年齢層がある程度分散していると、通常は若手が幹事をやることになるケースが多い。若手が幹事をやるとかなりの高確率で「飲み放題」設定なのだが飲み放題だとメニュー限定される(好きなものは選べない)ことが多いし、そんなに飲まないし、チェーン店などだと店員も「飲み放題」対応で雑なことが多いので、できれば避けたい。わがまま言えば、チェーン店も避けて欲しいんだけどww。個人店と交渉して色々設定した方が満足度高いんで。

 

オレらの世代が幹事をやらされていた頃は、上にも書いたようにあまり「飲み放題」メニューは無かった。そうなると飲み会というプロジェクトの中で、いかに「食事」も「飲み」も予算に対して過不足なく満足度を上げるかというマネジメントになる。食べ物のほうは○円コースみたいに固定になると、現場でのマネジメント対象は飲み物。飲み会というプロジェクトマネジメントで考えると、飲み物はあまり高いものばかり頼まれたり、実際の消費量よりも多く頼まれると予算を超えかねない。高いものばかり頼むのは役職が上のおっさんが多いし、気遣いを間違ってて飲み切れないくらいビールなどを頼むのは若手・中堅。こういう飲み会の場合、いかに和やかに飲み会を進行させつつ過不足なく店側に注文を出していくかが幹事の腕の見せ所。結構いいプロジェクトマネジメント演習だと思う。当然、予算オーバーになる場合もあるので、誰に追加で費用を出させるかなど色々面白い題材が転がっている。

1回の飲み会幹事で「飲み放題」を選択しないだけで、PMBOKの5個のプロセス群、10の知識エリアをほぼ網羅する。さすがにプロジェクト憲章は明示的に書かないけどなw。そして実行プロセス群、監視・コントロールプロセス群、終結プロセス群は、ほんの数時間内に一気にやってくるので大変。

「飲み放題」を選択すると幹事の仕事は現場ではほぼ無い。会費徴収漏れが無ければつつがなく終わるのを待つだけ。飲み物については勝手に店員に頼まれても予算内だし、参加者からのコースメニュー外の注文を断るくらい。これでは勉強にならない。

あと若手に幹事をさせるのはパワハラだって言う向きには、別に幹事を強制する話ではないので、パワハラには当たらないということを書いておく。 

 

ということを考えていくと、「飲み放題」を選んでしまうと色々学ぶことができずお得感がない。色々飲めないので満足感も低い場合があるけど。

 

もちろん職場よりも、職場外でそこそこ以上の規模で飲み会ということになると、もっと大変な可能性がある。問題あり無しの振れ幅は職場の飲み会より大きい。例えば町内会とか。組織がフラットになると統制が効きにくい。アルコールを飲んで判断力が落ちた統制が効きにくい人間の集団をコントロールするのは大変なこと。確かに「飲み放題」にしたい気持ちはわかるw。

次に『飲みたい物を飲みたい』。上でも言及しているけど、「飲み放題」メニューだと対象の飲料が限定されていたり、提供単位が大きかったりする。

ビールだけでいいとか銘柄は問わないとかそういう人には分からないかも知れないけど、外で金を出して飲む以上、家に無い旨そうな酒を美味しく飲みたい。居酒屋チェーンレベルだとそこは難しいので、ネタとして面白そうなカクテル?チューハイの類を飲みたい。お店で飲むっていうのはそういうことじゃないだろうか。

 

安飲みの話~安飲みを覚えてしまうと居酒屋なんぞ行きたくなくなるわ!~ - とある青二才の斜方前進では、アルコール飲料のバリエーションが多くない店も紹介されていたけど、そのパターンだと、食べ物と飲み物の組み合わせが良ければ問題ない。紹介されてたてんやだと、蕎麦を置いている。オレ蕎麦屋でちょっとなんかつまんで、ちょっと日本酒とかちょっとビールとかちょっと蕎麦焼酎蕎麦湯割りとか好きなんだよね。てんやのパターンだと夏は生ビールセットで一杯やって、締めは蕎麦。いいねえ。

 

というわけで、ちょっと飲みに行っていきなり「飲み放題」を選ぶ野暮とは次は無い。

 

泥酔状態(違います

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 近くにてんやが無い(´・ω・`)