いろいろやってみるにっき

てきとーに生きている奴の日記

古いエントリのサムネイル画像がリンク切れになってたりするけど、チマチマ修正中


VMware ESXiのゲストOSをクローニングする

久々にもふもふできたのに、レンズが汚れてた(´Д⊂ヽ。全部こんな風に中央左上がぼやけてる(挨拶)。

f:id:shigeo-t:20140514091237j:plain

前回までのあらすじ

 ASUS VivoPC VC60にVMware ESXiを入れ、操作するThinkPad W520にはVMware vSphere ClientとVMware vCenter Converter Standaloneを用意、さらにはESXiのデータストアにISOファイルをコピーした。ISOファイルをコピーしておいたにも関わらず、なぜか物理光学ドライブからOS Xをインストール。VMware Playerなどで作成したVMはV2Vでクローニング。細々とした設定をするためにはSSH接続が必要なので、接続設定をした。

■関連エントリ(新しい順)

ESXi上のVMのクローニング 

ESXiを(無償提供される範囲で)操作するためには、通常VMware vSphere Clientを使用するわけだが、機能を見ていくとVMのクローンを作ることができない。

f:id:shigeo-t:20140514092400p:plain

他の手法もあるだろうが、VMwareが無償提供する範囲ですっきりクローニングするためには、VMware PlayerからVMをクローニングした時と同じように、VMware vCenter Converter Standaloneを使用する。

クローニング作業

VMware vCenter Converter Standaloneを起動し、クローン元VMの参照を行う。まずは対象ESXiに接続する。

f:id:shigeo-t:20140514092613p:plain

電源ONだとクローニング対象とならない。

f:id:shigeo-t:20140514092648p:plain

クローニングしたいVMの電源をOFFにしておく。

f:id:shigeo-t:20140514093201p:plain

電源OFFになっていると[Next >]は活性化されており先に進むことができる。またその右上にある「View source details …」もクリック可能でVMの構成を参照可能。今回は[Next >]をクリックし先に進める。

f:id:shigeo-t:20140514093526p:plain

ちょっと時間が掛かる。

f:id:shigeo-t:20140514093549p:plain

今度はクローン先の指定。同じESXiに作成するのであれば同じESXiを指定する。

f:id:shigeo-t:20140514093656p:plain

名前の指定に進む。元が「Win2012R2A」なのでそれがName:に表示されている。

f:id:shigeo-t:20140514093837p:plain

同じ名前だと(1)とか付いていくので今回は「Win2012R2B」に書き換え、[Next >]をクリックする。

f:id:shigeo-t:20140514093944p:plain

書込み先を指定する。このESXiには選択肢が無いので、そのまま進める。

f:id:shigeo-t:20140514094024p:plain

作成するVMの構成の確認・変更画面が表示される。良ければそのまま[Next >]をクリック。

f:id:shigeo-t:20140514094123p:plain

最終確認画面。上がクローン元、下がクローン先。良ければ[Finish]をクリックする。

f:id:shigeo-t:20140514094233p:plain

クローニングがスタートすると、vCenter Converterはこんな感じ。

f:id:shigeo-t:20140514094337p:plain

クローニング中のvSpehre Clientはこんな感じ。VMのほうはあまり動かしていないが、クローニングのためにCPUなどが使用されていることがわかる。

f:id:shigeo-t:20140514094606p:plain

同一マシン内のクローニングで、HDDは一基。そのため、I/Oネックでクローニングに時間が掛かる。しかし、同じ内容のVMを沢山作りたい場合、インストール~Windows Updateや機能・役割の追加を台数分実施するよりはクローニングのほうが速くできる場合が多い。

今回はSysprepを掛けていないため、起動後は同時に起動する前にコンピュータ名などを変更する必要がある。というわけで次回はSysprepをやるはず。

VMware徹底入門 第3版 VMware vSphere 5.1対応

VMware徹底入門 第3版 VMware vSphere 5.1対応

 
VMwareの基本 ~仮想化のための設計・構築・運用のポイントがわかる

VMwareの基本 ~仮想化のための設計・構築・運用のポイントがわかる

 
できるPRO VMware vSphere 5 (できるPROシリーズ)

できるPRO VMware vSphere 5 (できるPROシリーズ)

  • 作者: 大久保健一,工藤真臣,沢田礼子,三好哲生,できるシリーズ編集部,ヴイエムウェア株式会社
  • 出版社/メーカー: インプレスジャパン
  • 発売日: 2012/05/08
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • 購入: 3人 クリック: 48回
  • この商品を含むブログ (5件) を見る
 
お時間あったら、他のエントリもクリックして頂ければ幸いです。