今日は大枚をはたいてきた。歯科治療は約10日の休み。次回は9月9日。しみるのを我慢して麻酔無しにしたのでダメージ少ない(挨拶)。
Android デバイス マネージャーだが、MDM(Mobile Device Management)と比べると機能が少ない。企業所有端末を管理するMDMの場合、端末で実行できる内容に制約を加えることと、社外に端末がある状況においても遠隔で管理下に置き、盗難・紛失に備えるものなので多機能である。ここで、「端末で実行できる内容に制約を加える」とは、禁止アプリのインストールや実行を制限するとか、リモートでアプリをインストールするとか、保存できるコンテンツは企業側が許可したものだけにするといったものである。情報漏えい対策であったり、情報統制、業務外利用の不許可という意味合いで必要な機能である。
個人所有の端末では、端末で実行できる内容に制約を加える必要が無い。MDMではないAndroid デバイス マネージャーでは盗難・紛失対策のみに対応できていればよい。現状では位置情報取得、リモートでアラームを鳴動できる、リモートワイプの3機能。しかしリモートワイプは最終手段なので、その手前で使える機能がもう少し欲しい。メッセージを表示させるとか、リモートワイプとセットではなく単体でのロック方式変更とか。
多分これから徐々に機能追加されるものと考えられるので、期待して待ちたい。
そのAndroid デバイス マネージャーだが、使いたいときに手元にPCが無いじゃないかという時もある。ということでAndroid機からも試してみた。なんでAndroid機からかと言うと、Android機にはPlay ストアがあるため(理由は下記)。スマホでちまちまやるとめんどくさいので、Thinkpad Tabletから実行してみた。
Play ストアにはAndroid デバイス マネージャーが無い。
Play ストアだとAndroid デバイス マネージャーを呼び出せないので、ブラウザでPCと同じURLを開く。今回はぐぐって開いた。
上の「アプリケーションを選択」の状態でPlay ストアを選ぶとここまでの努力が水の泡なのでブラウザを選ぶ。実際にはGoogleアカウントでログイン済じゃないとログイン画面に遷移するので、事前に何か(GmailとかGoogle Searchとか)でログインしておいたほうがいい。
ブラウザ内のGoogle Playでギアアイコンをタップすると、Android デバイス マネージャーが存在する。
Android デバイス マネージャーメニューをタップするとAndroid デバイス マネージャーに画面が切り替わる。ここから先はPCで操作するのと変わらない。着信音も鳴らすことができる。
あと、操作している端末も鳴るのかなということでThinkpad Tabletを選択して鳴らしてみると、操作中にアラーム鳴動。意味はないが。
あと、何故かAT1S0と登録されているAT3S0の端末名を変更してみた。端末名の右側(上のキャプチャ画面だと画面上部中央)にペンアイコンがあるのでこれをタップする。そうすると下のキャプチャ画面のように「端末名を変更しますか?」ダイアログが出るので、書き換えて[OK]を押せば変更完了。変更された後の画面のキャプチャを忘れたが、ちゃんと変わってます。
というわけで、Android デバイス マネージャーはAndroid機からもブラウザ経由なら使用可能。いざという時に備えて、一度動かしておくといいのではないかと思ったり思わなかったり。